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求道四苦八苦
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4月

求道四苦八苦

子を送る親

  
突然の別れに出遇われたご両親の落胆ぶりには、言葉が見つかりませんでした。

人は命をいただいた時から別れを覚悟しなければなりません。それはいつなのかはわかりませんが…。

また、命に順番はありませんが、子を送る親の心情は計り知れないものがあるように思います。

一休禅師(室町時代の臨済宗大徳寺派の僧)の言葉を思い出しました。

ある商人が、孫ができたお祝いに、「何か目出度い言葉を書いて欲しい」と一休禅師に頼みました。
すると一休さんは、「親死ぬ 子死ぬ 孫死ぬ」と書きました。それを見た商人は驚き、もう一度お願いします。今度は「孫死ぬ 子死ぬ 親死ぬ」と書きました。商人はなおいやだと言うと、一休さんは、「世の中順番通りにいくことが一番めでたいことだ」といいました。

一休さんの本心は、この世は順番通りにはいかない、ということを伝えたかったと言います。
 
日本人の平均寿命が男性81歳、女性が87歳近くです。でも、私が平均寿命まで生きられるという保証はありません。

私の「いのち」は明日をも知れぬ「いのち」です。きびしいけれど、この現実をはっきり自覚しなければなりません。限りある人生をどのように生きていくのか。

それを学んでいきたいと思います。
 

 

突然の別れ


41歳の男性が亡くなりました。

隣町へ用事で出かけ、夕方には息子さんを迎えに行って、帰宅の予定でした。

しかし、迎えにもいかず、帰宅もしないご主人を心配された奥様は、あちこちに連絡されたが分からない。
翌朝になっても帰宅されず、勤務先へも出勤していない。

やむなく、警察へ届け捜索してもらうことにした。そして、まもなくして見つかったが、身元確認を求められた。

ご主人は、道路の待避所に車を止めて、中ですでに亡くなられていました。心筋梗塞でした。

今朝まで元気でいつもと変わらなかったのに、こんな突然の別れもあるんですね。命を頂いた者だからですね。

悲しみのご家族には、何とも言葉のかけようがありませんでした。

 

 

ありがとう三江線



新年度です。

別れと出遇いの年度変わりですが、3月31日をもって三江線の運行が終了しました。

地域の30人くらい皆さんと一緒に見送りました。

私はほとんど利用しませんでしたが、それぞれに思いは違っていても、そこに在ったものが無くなることは本当に寂しいものです。

見送りの横断幕は「ありがとう三江線」でした.

「さようなら」でないのかなと思いましたが、「ありがとう」は長い間の感謝を表し、又の出会いを込めた言葉のように感じました。

これからが地域の正念場でしょう。