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7日

介護四苦八苦

外出するときの伝え方と介助のむずかしさ

 今日はショートステイに行く日ではないのに!、もちろん伝えてないのに!
暖房の入っていない部屋の中で、今日も朝早くから起きて、上着や紙パンツなどショートステイ
に持っていくものを準備しているおばあさん。ここ何日か同じことが続いています。えもん掛けが
落ち、タンスから出したものをベットの上に並べています。。(年を重ねるたびに、よりひどくなって
いるように感じています。)そのうち、古い補聴器を取り出したり、ティシュボックスの紙をたたんだ
りとベットの上がいっぱいになります。
 「おばあさん、まだいかないよ」「今日は、行く日じゃあないよ」すると、「ああそうか」納得したよ
うな様子なので部屋を出て、しばらくして行ってみると、また同じように準備中。午前中、こんなや
りとり。自分も、だんだんテンションがあがり、声のトーンもあがり、イライラ感が強くなってきます。
 午後になると、「朝、来るように電話があった」「行くように言ったから、断りの電話をしてほしい
と言いますので、「まだ、電話がないよ」「おばあさんの勘違い」と、くりかえし伝えています。今日
は、こんな状態が夕方まで続きました。あああ、疲れた。
 特別養護老人ホームのショートステイに通いはじめて1年と半年がたとうとしています。はじめは、
ショートステイに行く日を2~3日前に伝えていたのですが、準備のための出し入れをひんぱんに
するので、今は準備期間を短くするために前日の午後に、ホワイトボードに書いて知らせるように
しています。でも、伝えるのが遅くなると、「もっと早くおしえてほしい」と言うことがあります。また、
持っていくものは、本人といっしょ準備をするようにしていますが、朝早くから起きて準備することが
多く、こけて怪我をするのではないかと、ヒヤヒヤしています。それは、出発する当日の朝にこけて
いることが
何回かあったからです。
 先日も、インフルエンザ予防接種を受けることを前日に伝えると、当日の朝2時頃から準備をしていまし
た。よりよい健康状態で受けなければならないのに、失敗してしまいました。むずかしい!
 自分の意志で外に出ることができないおばあさん。天気のいい日は、玄関先でできるだけ日向ぼっこを
するようにしていますが、同じ部屋の景色や空気をすうことの多いおばあさん。ショートステイに行くことを
前向き思っているおばあさん。生活の中の出来事を、理解することがだんだんむずかしくなってきている
おばあさん。
 ショートステイなど、外出するときの伝え方やおばあさんの気持ちにそった介助の仕方、自分自身の
心のもちようなど大変難しいと思う毎日です。