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8日

過疎四苦八苦

お寺は非日常体験をするところ



お寺に来て下さる方から 「お寺で過ごす時間は 非日常体験の時間です」といわれました。

そういわれたお方は 関東で事業を営んでいる経営者で 毎月のようにお寺に来られます。

目的は その会社の幹部方の研修といわれているのですが 私には事業のことについて指導するものはありません。半日から一日の間 人生についてお話しして みなさんとお話し合いをするだけです。

人生についてお話しするのですが その内容は仏法から教わる人生の俯瞰とか自分を内観することが中心です。地獄の絵を見たり 茶室で抹茶をいただいたりしながら 自分の生き方にも気づいてもらいます。

そんな数時間が非日常の体験だといわれたのだと解釈していますが 自分の日常を見直すために有意義なこととして評価していただいたのかも知れません。

自分が行っている姿は自分では気づきにくいものですから このような声をお聞かせいただくことはとてもありがたいことです。

お寺はどのように世間に向き合っていけばいいかと考えていますので この一言は響きました。

聴こうとしているかぎり大切なことは聞こえないことも事実ですが 聴こうとしないかぎり聞こえないことも事実です。非日常体験という体験のことを もっと考えたいと思います。