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アーカイブ:2021年
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4月

過疎四苦八苦

名づけの大切さ



名前は大切なことです。

改装して 今日引き渡しを受けるサービス付き高齢者住宅 通称「サ高住」の名前は「もりハウス」。

ながらく地域医療の拠点として活躍しておられた医師がお亡くなりになられました。

その医院の土地と建物を 丸ごと寄贈していただいたのです。

それが生前中からの故人の遺志であったと 奥様から申し出があり サ高住として改装することになりました。

「もり」というのは その医師のお名前で それを残そうと思いました。

年月が経つうち 過去この場所が何であったのか知る人は少なくなります。

でも名前が残っていると そこが何であったのか どういう物語があるのかを伝えてくださる人があると思います。

「トラは死んで皮を残し 人は死んで名を遺す」という諺を実現しようとしています。


 

 

ちょっと工夫をしてみたら面白かった



お寺の境内の新しい使い方を見つけました。

降誕会法座に合あわせて 新一年生の入学をお祝いする行事をしたときのことです。

みんなでお赤飯の「お寺ごはん」をいただいたあと 子どもたちが「タカラ探し」に挑戦したのです。

植え込みにあるつつじや 庭木とか石灯篭などにお菓子をたくさん隠しておきました。

子どもたちに集まってもらい タカラが隠されている範囲を説明して一斉にスタート。

子どもたちは 我先にと走り出して探し始めました。

親やお参りのみなさん方は 縁側に座ってその様子を笑いながら眺めたのです。

隠し場所の難易度もほどよく 見つけたときの「あった!」という歓声が上がるたびに拍手も聞こえました。

白州に引かれた線は無残になりましたが 「開かれたお寺」を感じたひとときでした。


 

 

二文字略語



昨日四文字熟語のことを書きました。

そのあとで気づいたことは 最近読めなくなった英語二文字の略語が増えていることです。

TVとかCDはわかります。

ITとかEVもやっと理解できますが AIやDX あるいはVRとなるともうお手上げです。

きちんと理解したいときは検索もしますが 大方は適当なところで解釈することが多くなりました。

こんな略語がなぜ増えるのですかねえ。

世界中で通用する略語なのか それとも日本だけのことばなのか。いや  もはや「熟語」でしょうか。

急に増えているように感じて 戸惑うばかりです。

高齢化社会を大切にする意味でも 略語にはカッコ書きで意味を書いて欲しいと思っています。


 

 

四文字熟語



ゲームに使おうとして 仏法の四文字熟語を探しています。

仏法の四文字熟語というのは 仏法の教えを熟語にしたものですが あまりたくさん見つかりません。

例えば代表的なもので「諸行無常」のような熟語です。

さらに欲張って 世間に知られているものを探そうとしていますので大変です。

例えば「一期一会」という有名な熟語は 仏教から出たように思っていましたが 茶道から生まれたことばとして紹介されていることもあります。

そういう曖昧な熟語は選ばないようにする考えなので 手間がかかります。

「一切皆苦」「諸法無我」「涅槃寂静」「四苦八苦」・・・・。

おもしろい熟語があれば教えてください。


 

 

今年の東京モーターショウは中止



2年ごとに開催されている東京モーターショウが中止と決まりました。

私にとってこのショウは  いまだにかっての感動がよみがえるくらい楽しいものでした。

戦後の復興から成長期に差し掛かったころのショウの話しです。

沢山あった国産カーメーカーが 独自に開発した  個性的な車が出品されていました。

現代のように 電子部品などは使っていない車でしたから  素人にも性能が理解できました。

電子制御とか自動運転の進歩を競うショウになってくると  なぜそれが可能なのかというプロセスは全くわかりません。

結果の比較とスタイリングを見るショウでは 私の面白さは半減です。

そう思う自分は 時代から周回遅れになっているのでしょうか。


 

 

生態観察の動物園


ふと 旭山動物園のことを思い出しました。

赤字続きで閉園を迫られていた旭山動物園が 奇跡の逆転を果たし 全国の動物園に大きな影響をもたらすという出来事がありました。

旭山動物園がしたことは 珍しい動物を増やしたり遊園施設を設けたのではありません。

見学者が主役であった運営方針を 動物たちが主役の方針に180度転換したのです。

動物たちが主役になるとはどういうことなのでしょうか。それは「生態展示」という運営方針のことです。

個々の動物がもっている能力や習性を 余すところなく出せる仕組みを創造ることでした。

それを見ることが出来る動物園。旭山動物園は 楽しい動物園でした。

これを人間社会に置き換えたら 「仕事に人をつける」のではなく

「人に仕事をつける」ということになるのでしょう。



 

 

「何とかしましょう」



「何とかしましょう」というお返事を心がけているつもりです。

つまり いつでも相手の要求に応える姿勢のことです。

これはサービス業に携わる人の基本姿勢と思っています。もちろんお寺もそれを期待されているのです。

タテマエはそうですが やはり自分の都合を中心にしているケースも多く 歯切れの悪いお返事をしていることが少なからずあります。

お互いに話し合って妥協案を見つけているのですが 気まずい結末になることだってあります。

それぞれの立場にいろいろ事情があるわけで お互いがそのことを素直に伝えることが大切であることを体験して気づいています。

少なくとも気まずさは薄れ かえって信頼が生まれることもあるからです。


先約を大切に 「何とかしましょう」と歯切れのいいお返事を心がけます。

 

 

明日から2日間お寺の行事です



明日からお寺で「法座」を開きます。法座とは  仏法を聞く行事のことです。

なぜ「座」というのか  その原意について調べたことはありません。

座談会とか楽市楽座  あるいは高座とか座興。私が思い浮かぶ「座」はこんなものです。

法会という呼び名もありますから  仏法を聞くことを目的にした  特定の人の集まりと解釈しています。

そのように定義して  できるだけたくさんの人に参加してもらおうと思うなら  「座」というイメージは馴染みません。

仏法や法座という名前に馴染みがない人にとっては  参加者からのお誘いがだけが力になります。

すでに参加されている人からのお誘いに  新しい人が心を動かされるのは  参加者の満足感が伝わることが必要でしょう。

誘う参加者の日常の行動にも関係がありますが  なによりも参加した人にある満足感です。

あらためて主催者の姿勢を問われる行事を開きます。



 

 

滞在時間



遊園地とかものを販売するお店などでは  毎日の入場者数とか回転率 売上額を把握しながら経営をしてます。

ところが  お客さまの滞在時間というのは  あまり話題になっていないように感じます。

把握するのが難しいこともあり  他のデータで把握できていることも考えられます。

あるいは 限られたスペースとか時間内での回転率という 効率中心の考えがあるからなのです。

来場者にとって滞在時間というのは  楽しさとか安心感や居心地のバロメーターということができます。

目的もなく本屋さんに行って店内を一周するのに必要な時間は2〜30分くらいでしょう。

ところがあちこちに椅子が置かれていて  自由に本が読めるお店なら  滞在時間は長くなります。

公園の中のカフェがあるのも  楽しみを続かせる仕掛けです。

滞在時間が長いお店は  やって来る人にとっていいお店。そう思います。

さてお寺やお寺の行事ではどうでしょうか。考えています。


 

 

天敵



山吹を植えようという話になった。一重の山吹である。

法面の地肌を隠そうという魂胆で考えたのである。

10本ばかり植えるつもりで注文した。

ところがその山吹には  「ハダニ」がつきやすいということを人から聞いた。

ダニが好きという人はいないが  家人は特にダニを嫌う。

自然界には「天敵」というものが必ずいるはずなので調べてみたら  もちろんいた。テントウムシなどの昆虫である。

その天敵を増やすには  庭の草花の種類を増やすことに限るという説明があった。

キレイに雑草を抜いた庭でなく  色々な草木が生えている庭がいいというのである。

それぞれの植物や動物たちが暮らしながら  それぞれの役割を果たしているということだ。

人間の好みや思いを出し過ぎてはいけないと教わっている。