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アーカイブ:過疎四苦八苦

過疎四苦八苦

Jクラスの乗客



先日の研修会に来られた幹部の皆さん一行を江津駅でお迎えしたとき 「飛行機は揺れなかったですか」とたずねました。

そのとき「J席で快適に眠れました」といわれたのに驚きました。

「もしかして 毎月の研修にJクラスを利用?」と気づいて社長にその疑問をおたずねしました。

「はい そうしています。わずかですが日当も出しています」といわれました。

「すばらしい!」と思いました。

研修に臨む人に対するリスペクトと経営者の思想の高さを感じたからです。

Jクラス席というのは 飛行機の最前列から10列くらい後方までに設けられた緩やかに座れるシートの席で 料金が千円程度高くなります。

通常業務の出張で たとえ幹部社員であってもJクラスの旅費支給はないのが普通です。

研修のときに限っての支給であるにしても そのような事例に出会ったことはありませんでした。

J席に座った社員がどのような思いで座ったのか。あらためていわれなくても きっと何かを感じたと思います。

この企業のトップには 人の成長こそが企業の成長という信念があり その実現に参加する人全部が豊かになってほしいという思想があるのです。

まず私自身はそのような人たちと関われることをうれしく思っているのです。

 

 

納得するまでやり遂げる



人に話したら笑われてしまうようなことであったり 本人にとっても小さいことであっても うまく出来なかったことをやり遂げたらとても気分がよくなります。

昨日の夕方 2~3日前から気になっていた耳クリをしました。ときどきクッているのですが 納得するまでクリ終えたことはめったになかったのです。

ところが昨日は納得できるまでクルことが出来て みごとな塊を掘り出しました。しかも両耳で成功したのです。

声を出すことはありませんでしたが 内心で小さく「やった!」と声が聞こえたものです。

肉体上のどこでどのようにリンクしているのかわからないのですが その後しばらくの時間 気分はとても快適でした。

この出来事を思うに 他人なら何でもないことであっても 自分にとって気分よく何かをやり遂げたあとがこれほど気分がいいとしたら 一つ小さなこと納得するまでやる習慣を持つことが大切だということになるはずです。


 

 

出来ごとのとらえ方


毎日いろいろな出来事が起こります。他人に話したいようなこともあれば 自分一人で感じ やがて忘れる出来事など大小さまざまです。

中でも自分にとって身近な出来事に出会ったときや 当事者になった出来事は しばらく忘れられないものです。

先日 久しぶりに訪ねてきてくださったお方は 一大事件にあわれた人であったのでお見舞いを申し上げ 事件の話を聞かせていただきました。

その翌日 ご本人が事件の当事者であるという疑いで逮捕されたという出来事がありました。

被害者を主張していた人が一変して加害者になるという出来事に 容疑事実の是否はわかりませんが この変化をどのようにとらえ 気持ちを整理しようかと考えました。

まず人の話しは100%信用してはいけないというとらえ方がありました。

昨日と今日 一日で人生が一変するという無常を思うことが出来ました。

あるいは 目に見えないところで自分にかかわることがひそかに起こっているというとらえ方もありました。

一つの出来事をこのように整理したことがなかったのですが 人も世の中もわからないことばかりです。


 

 

自己を知る



「我に返れ」「自己発見」あるいは「照顧脚下」。

いずれも原点に返ってみようという呼びかけのことばです。

なぜそういわれるかというと 私たちはいつの間にか原点を忘れ枝葉末節の現象にとらわれて悩んでいることがあります。

そのような状態がおきたとき 原点に返ってみたら案外問題解決のヒントが見つかるものです。

「道に迷ったときは出発点に戻ったらいい」といわれる先人の教えも残されています。

ところがその「原点に返る」ことがなかなか難しいのです。

いろいろな経験を重ね アカにまみれていますから「そうはいっても」と言い訳があるからです。

中途半端な原点返りでなく 「なぜ悩まなければならないのか」という 人生のあり方を自問するところまで返ってみたらいいのです。

そこで考えてみたら 問題解決の要点とそれを実行するエネルギーのようなものが必ず見つかります。


 

 

お客さまをお迎えする準備



2週間くらい前から 毎月お見えになるお客さんをお迎えする準備を始めています。

お茶や食事のおもてなしをお願いしている女性スタッフが集まって メニューを考えるところからスタートします。

お客さんと話し合う内容については 2週間前に送られてきたお客さんのキャリアなどを見ながら考えています。

といってもお話しする内容は 仏法が原点ですからそれは変わりませんが アプローチなどについては少し考えます。

長い移動時間と費用を掛けておいで下さるのですから 「おもしろかった」と感じてお帰りいただきたいと思っています。

食事時間も含めてわずか7時間 限られた時間をどのように使えばいいか。

「非日常空間」に来て下さるのですから 話の内容はもちろんですがそちらのこともしっかり配慮しようと思っています。


 

 

お寺の行事は大事でおもしろい



浄土真宗のお寺のビックイベントである報恩講が終わりました。

大勢の人の力で 盛り上がりもあって無事に終えることが出来ました。

例年の参加者の人の中には 地域の行事と重なったり 3連休であることで支障がある人が何人かおられました。

地域の人々の動静が把握できるところで暮らしていますので どなたがお見えにならなかったのか どのような都合なのかおおよそわかるのです。

申し訳なさそうに 不参加というお詫びをいってくださる方があると 同じ地域に暮らしているわけですから 無理やりの参加をお願いすることは出来ません。

いままでは他の行事や都合と重なったとき その人が選ぶことだから「仕方ない」とあっさりあきらめる傾向にありました。

いろいろな思いを重ねながら お寺参りを選ぶことが「大事でおもしろい」と判断していただきたいと思う気持ちが強くなっています。

「大事だから」という建前だけでなく お寺への参加は「おもしろい」という本音から優先順を決めていただこうと思うようになっているのです。



 

 

変革はどこから始めるか



「変革」といっても まったく新しいことをすることによって始まっているのではないと感じています。

状況に変化に合わせ いま行っていることの中にある疑問点を ていねいに見直すことから始まるのだと思います。

バーガーショップが高齢化社会を見て 「入れ歯の人が食べやすいバーガー」を考えたら変革になります。

素人が農業に取り組もうとして 土作りの経験がなくても出来る水耕栽培で野菜をつくろうと考えた人は 農業の変革者です。

いじめや過労などが芽生える働き方を 仏法の教えで見直すことは お寺の変革になることです。

改革には 「よそ者 馬鹿者 若者」が必要といいますが 見直しをする自分がその人になればいいのでしょう。

そんな人のことを「変わり者」ともいえますが そのような「変わり者」がおられたら応援したいと思います。 



 

 

共感主義



社会主義とか民主主義 あるいは共産主義とか資本主義といった 社会全体をふんわりと覆っている暮らしの色のようなものがあります。

その色が薄れたり汚れが出たとき 革命のような出来事が生じ その都度色が変わたように思います。

世界の多くの国の現状は 民主主義で資本主義という膜で覆われていますがあちこちでほころびが出ています。協調がほころび 弱者への関心が薄れてきているのです。

このようなほころびの中に 新しい主義のようなものがぼんやりと見えている気がしています。

株式会社「ほぼ日」という企業がありますが 従来の既成観念では理解しにくい事業体です。

その企業のことを 私は「共感主義」という名前を付けて考えているのですが これからの社会にとても必要な在り方と思っています。

その原点は 鎌倉時代に「当相敬愛」の教えを人々に話された親鸞さまというお坊さんにあると思い 勉強させてもらっています。

当相敬愛の意味は 「あなたも私もおもしろく生きよう」 ということですから。

 

 

ハゼの木



いまハゼが真っ赤に色づいてきれいです。

野山が色づくとき 私が一番きれいだなあと思うのはハゼの赤と山芋の黄色です。

一目見て 「そこにハゼがある 山芋がある」とわかります。

ハゼは私にとってはやっかいな樹で 成長が早く油断するとたちまち大きな木になります。

そしてこれに触るとカブレて大変辛い思いをすることになります。人によっては 雨の日に木の下を通って滴がかかっただけでカブレた人もありました。

一昨日そのハゼが植え込みの中に自生して 背丈ぐらいに成長しているのが気になりました。剪定バサミで切り 人が触れない場所に捨てましたが 人が集まる場所には向かない樹木です。

都市では往来する車や信号に気をつけなければなりませんが 田舎で気をつけることは ハゼやウルシ スズメバチやマムシなどに変わります。


 

 

カウントダウンが始まりました



お寺にとって年間の最大イベントである報恩講が2日後に迫りました。

準備の中で 早めにしておくことは大体できているように思うのですが 間近にならないと出来ないことがたくさんあります。

お供え物とか食材の手配 あるいは掃除などは直前に準備します。当日のお天気によっては ストーブも必要になりますので灯油の手配もしなければなりませ。

お客さまをお迎えする部屋に飾るお花も必要になりますし 我が家の柚子も採っておかなければなりません。

当日の天気予報を見ながら 対応を考えることも必要です。 

その他あれこれと考えながら 家内と一緒にカウントダウンを始めました。

報恩講は 24日、25日の二日間です。

ご講師は初日が 大家西臨寺住職 荒本由未師。二日目は 安来加納美術館館長 神英雄先生です。お楽しみに。

二日間11時から精進料理を準備してお待ちしています。