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ドキドキ!電話がかかると

介護四苦八苦

ドキドキ!電話がかかると

 電話がかかってきました。ショートステイ先からです。ドキドキしながらでると、
『おなかがただれているので、薬を持ってきてください』とのこと。そのとき、「ああ!」
思い当たることがうかびました。それは、以前からときどきおなかが痛いと伝えてくる
ことがありました。「それだったんだ」と思いました。
 ですが、おばあさんもいつも、『治った。もう大丈夫』と言うので、それほど気にしてい
ませんでした。ショートステイに入所する前日に風呂に入ったのですが、最近、とくには
ていねいに洗ってはいませんでした。 確かに考えてみれば、身体がくの字に曲がりし
わがよっているので、不衛生になりがちです。
 ショートステイ先の指導員さんによれば、風呂に入ったとき、おなかがただれているこ
とわかったそうです。ていねいに洗ってくださり、気づいてくださったことに感謝です。
 自分で対処することがむずかしくなってきているおばあさんです。まわりの者がもっと
心配りができる知識や能力を身につけなければならないと、反省するできごとでした。
 これまでも、熱がでたので迎えにきてほしいなど、ときどき電話がかかってきます。
高齢ですので、電話がかかってくると、ドキドキします。