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過疎四苦八苦

過疎四苦八苦

もぐら


野菜をつくっておられるお方に出来具合をたずねますと ほぼ全員が鳥獣の被害を話されます。

イノシシをはじめ サルとかヌートリア そしてカラスなどに野菜を食べられてしまうのです。

被害を防止するために金網を張り ネットをかける対策をされるのですが 油断しているとかいくぐって侵入しているそうです。我が家はスモモやいちじくを すべてといっていいほどカラスに盗られました。

野菜はつくっていませんが 庭いっぱいにバラをはじめ山野草を育てています。

食べ物ではありませんから イノシシもサルも そしてカラスも来ません。ところがモグラがやって来るのです。

花を育てるために土壌を改良して しっかり肥料を入れると畑の土は最適なミミズの暮らし場所になります。

それを狙ってモグラが坑道を掘りながら侵入し たちまち花の根っこを浮かして枯らしてしまいます。風車を回して土を震動させて脅したり 唐辛子入りの薬を入れたりしましたが 効果はありません。

坑道を見つけたら踏んでつぶすだけですが モグラ叩きのゲームのようなもので勝てません。 
 

 

通知表


孫の通知表をお仏壇にお供えしました。

私のときもそうされていたのですが 通知表をもらうたびにしているこの行為は我が家の伝統です。

なぜそうするのか そうしなければいけないのか深く考えたことはありません。

一学期を無事に成長させていただいたことに対して 仏さまに感謝して報告することだと 漠然と理解して行動しています。

それは無意味な行為にも思えますが 一つの宗教心の形として大切にしたいと思っています。

その通知表の表示を見ながら 評価の欄がいくつあるか数えてみました。学年が上がるごとに増えてはいましたが31項から33項でした。

一人あたり33項で一クラス30人としたら 約1000の項目に「大変よい」「よい」「がんばろう」と判定して丸印をつけることになります。

ぼんやり眺めながら 先生がどんな思いで丸印をつけられたのだろうかと想像していました。

 

 

建物が人を育てる


かってイギリスの首相であったウインストン・チャーチルさんが 「われわれは建物をつくりあげる 次はその建物が人間をつくる」という意味のことをいわれたそうです。

チャーチルさんがいわれる建物とは 国家社会を意味していると思います。また環境が人をつくるともいいますから環境であるともいえます。

それを実証する逸話としては 「孟母三遷」のような話も聞いたことがあります。

チャーチルさんの話は 隈研吾さんという建築家の話の中で知りました。

隈研吾さんが 「負ける建築」という考えを主張され 建物はその地域環境とか土地に合わせてつくりあげるものであり その建物によって人が育てられるということを話しておられました。

お寺は地域の人々の願いに負け 制約に負けて造られたものでしょう。

そして人々はそのお寺によって 人間として育てられていたと理解できると思います。



 

 

歴史は行動から始まる


行動することが大切であることを体験した記憶を思い出す機会がありました。

いまあることを計画し そのための行動を始めたことによって かっての記憶が鮮明によみがえっています。

それは1968年のことで 今から50年前の出来事です。60年代は 日本の自動車産業が沸騰し メーカーが競い合って魅力的な車を開発していた時代です。

その最先端にモータースポーツがあり なかでも「日本グランプリ」というレースは 自動車にあこがれる若者を虜にしていました。そのレースに手作りの車で出場したのです。

レース用に開発した「プロトタイプカー」というカテゴリーの自動車レースで 国内のメーカーは自社の名誉をかけて参加していました。

シャシーとかカウリングなどの車体部分は私たちの手で造ることが出来ましたが エンジンやミッションは不可能でした。

そこで自動車メーカーの宣伝部に エンジンを貸してほしいという手紙を書きました。挑戦したいという 思いのたけを書いて送りました。

私がやろうとしたことが成功すると思った人が一人もいないことは当然のことでした。3週間近く過ぎた日の朝 本田技研鈴鹿工場から 話を聞きたいという電話があり エンジン2基の借用と技術指導の協力をいただくことが出来ました。

1969年 富士スピードウエイで行われた日本グランプリ。民間企業チームとして史上初参加することが出来ました。

挑戦する企業気風が誕生したのです。

 

 

関心が湧く存在に



「過疎地を生き生きさせたい」「お寺を生き生きさせたい」というテーマを考え続けています。

そのテーマについて 相当時間をかけ そしていろいろな角度から クールに考えているつもりです。

考えるだけでは何一つ始まりませんから 出来ることから手をつけてもいます。テーマは 環境づくり 行事内容 大事なこととの出会い方など 多岐にわたります。

あれこれ考え行動を続けているうちに 最初に取り組まなければならない課題が見えてきました。それは本堂という建物を含めた境内の存在に関心をもっていただくことです。

たまたま車でお寺の前を通り過ぎたとき 「いま通り過ぎたのはお寺?」という程度の関心ではないかと思います。

「エッ 今のは何?」と振り返っていただけるような環境を 過疎地のど真ん中につくれたらすばらしいと思っているのです。

「今まで知らない何かがありそうだ」とか 「楽しそうだからちょっと覗こう」と 関心を持っていただける存在を創造するのです。

過疎の真ん中で 忘れられたお寺に新しい灯をともすことは とてもおもしろいことです。

 

 

照れ隠し


Mさんの奥さんは ただいま股関節の手術を終え 入院してリハビリ中です。そのMさんは 2日ごとに仕事の合間を縫って病院にお見舞に行っているという話でした。

その話をするとき 「退院したら私の食事をつくってもらわなければなりませんので」とひと言つけ加えられるのです。別な人にも同じように話しておられました。

食事作りをしてもらうために頻繁に顔を出しておられるのかというと ほんとうはそうではないと思うのです。

入院中の奥さんを慰めるためであり 辛いリハビリを励ますために顔を出しておられるに決まっています。

Mさんは70歳過ぎた男性ですが この年代の人たちの中には 「奥さんにやさしくする」ことを他人に見られたくないような思いがあるのだろうかと ときどき思います。

ご飯の準備をしてもらわないければ困るからという理由を聞かされて 「ほんとだよな」と共感する人などおられません。

話を聞いていると 「早く元気になって欲しいから」とか 「辛いリハビリに耐えてくれるように」というやさしさがストレートに出せない照れがわかるのです。

こんな照れ隠しの表現を聞きながら 素直に話したらいいのにと思ったり いやいやこういう表現方法もあってもいいかと思いながら聞いていました。

 

 

朝顔


アサガオの苗をいただいてから 我ながらていねいに育ててきたつもりです。丈はゆうに1メートルを越え 葉もいきいきしているのですがまだ花芽は一つもついていません。

家内が誰かに「アサガオは芯を止めないとダメらしい」という話を聞いて調べたらしく さっそく摘芯をしました。

摘芯のあと家内が 「夏休みの自由研究などで アサガオ育てがあったけど一度もしたことはなかった」といいました。私も自分で育てることは初めてなのです。

ネット上で先輩がいわれるように ひたすら上に伸びようとしている芽を摘みました。そして「これはずいぶんむごいことだ」と感じたのです。

蔓の先端には 産毛に覆われた小さな幼い葉が出ているのですが その下あたりから爪で摘み取ってしまうのです。そうすると脇芽が出て蔓が拡がり 花をたくさんつけるのだそうです。 

アサガオの花を楽しむために 人間はこんな行為をしていることを 人生の終盤になって初めて知りました。

私は無知という世界の中で生きてきたようです。


 

 

停電


我が家では 昨日の午後1時から2時まで停電になりました。地域の電柱を取り換える工事が行われたのです。

10日くらい前に予告があったのですが 昨日昼食時になって慌てました。

日中の気温は35度を超えており 冷房が止まった部屋でどうなるのだろうと気づいたのです。

停電がない別の場所に行って仕事をすることにして難を逃れましたが 冷房がないと仕事をする気にならなくなっているのです。

この時期の停電は大変な迷惑と思いましたが 身勝手なことはいえません。工事にあたる人たちは この猛暑の中でも計画通りに作業をしなければならないのです。

「自然現象は巡り合わせ」と受け止め お互いに自己管理と工夫をして乗り切らなければと思います。

工事が終わった後 パソコンやインターネットの関係機器とか デジタル器機とか給湯器などを点検する作業をさせてもらいました。

 

 

集中力が低下しています


ここ数日間 自分の集中力が下がっていることを感じています。おそらく暑さのせいだと思います。

そのことに気づいたのは 地球に大接近した火星を見たというニュースを見たときです。

その前にあった皆既月食のとき お天気の心配をすることもなく この日は観測しようと漠然と思っていたのですが すっかり忘れていました。

火星接近のこともカーラジオで知り 「見たい」と思っていたのですがこれも忘れていました。

満月とかスーパームーンとか なぜか夜空のことに関心があって 見るようにしているのですが忘れたのです。

暑さが集中力を低下させることは知っているのですが そのために月食を見忘れたことは大問題ではありません。 

しかし集中力が低下していることは問題なので 交通事故を起こさないように気をつけなければと改めて思いました。

 

目標に向かって一歩ずつ



マンガ図書館オープンまでに マンガ本を1000冊集める目標を持っています。

その目標達成に着々と近づいているところです。

今まで自分が持っていたもの 開館に合わせて購入したもの 呼びかけに応えて寄付していただいたものを合わせ ただいま690冊。

追加の本棚を大急ぎで注文し 組み立てが終われば 本を並べます。

整理しながら なんと沢山なコミック誌があるものだと驚いています。そして一つのタイトルのマンガが シリーズで長く続くということも驚きです。

読み始めたらたぶん止められなくなって作業がはかどらないだろうと思い 一段落するまで本は開かないようにしようと思っています。

さて「開館しました!」と呼びかけたら 誰が来て下さるのだろうか。ゆっくり楽しんで過ごしてもらうために何が必要だろうか。

そんな反応を見るのを楽しみに コミック誌集めを続けます。「我が家ではもう要らないよ」という本があれば ぜひ寄付して下さい。